国務院は2016年に「第13次五カ年計画観光業発展計画」を、国家第13次五カ年計画重点特別プロジェクト計画に盛り込んだ。これは史上初のケースであり、党中央と国務院の観光業発展への高度な重視を十分に反映した。また観光業が全面的に国家戦略体制に融合し、経済・社会の発展の中心になったことを示した。
昨年の年初、旧国家観光局は中国観光業発展の新たな方針として、「3ステップ」戦略を打ち出した。3つの時期に分け、中国が2040年までに高度集約型世界観光強国になることを推進するとし、新中国成立100周年の際に富強・民主・文明・和諧の社会主義現代化国家を達成させるという目標の実現を後押しするものであると同時に、中国観光業の発展計画の新たな構造と青写真を描いた。
中国の改革開放はすでに40年が経過する。観光業は終始、改革開放の前線に立ち続け、40年に渡る中国の改革開放の成果の縮図になっている。新時代の中国観光業は、新しい大衆による観光の時代に突入した。世界における観光競争力が急成長し、国際的な影響力が日増しに拡大するなか、中国は観光大国から観光強国へ向け邁進している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月17日