国内ガソリン価格が4連続高騰、リッター8元の時代に回帰

国内ガソリン価格が4連続高騰、リッター8元の時代に回帰。

タグ:ガソリン価格 

発信時間:2018-10-17 15:07:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 国際原油価格は2日連続で下落した後に反転上昇したが、その勢いは弱い。しかしこれは10月19日の、精製油小売価格の「4連続高騰」の流れを変えられそうにない。これにより華北、華南、西南の一部地域のガソリン価格が、5年ぶりに1リッター8元の時代を迎える。


 イランの制裁問題による原油市場の供給への懸念が広がり続け、国際原油価格の高騰を促した。しかし国際通貨基金(IMF)が来年の経済について暗い見通しを立てると、米国の株価が下落し、アジア太平洋の株価と世界の原油価格を下落させた。API原油在庫の激増、EIA原油在庫の価格下落の見通しが、国際原油価格の2日連続の下落を促した。その後タイフーンによる米国の原油生産量への影響、サウジアラビアと米国の関係緊張化による中東の原油供給の懸念により、原油価格が小幅上昇した。


 卓創資訊の楊霞アナリストは「前回、国内精製油小売価格が大幅に引き上げられたが、本期間中も前期にその流れを引き継ぐ。また国慶節の連休もあり、変化率の計算期間が長めとなる。短期間内の原油高騰・急落の変化率への影響は限定的であり、精製油の価格上昇を抑えるに留まる」と分析した。


 これにより華北、華南、西南の一部地域のレギュラーガソリン価格が、5年ぶりに1リッター8元の時代を迎える。これは消費者のコストが引き続き拡大し、レギュラーガソリンを満タンにした場合の支出が30元弱増えることを意味する。

 


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月17日

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