サムスン電子は先ほど、グラフェンバッテリーの正式な使用開始は、遠い先の話ではないと発表した。リチウムバッテリーと比べると、グラフェンバッテリーは安全性が大幅に向上し、かつ放熱性も高い。従来のリチウムバッテリーの、気温上昇による発熱や発火などの問題がなく、かつ12分で3000mAh以上のバッテリーの充電を完了できる。
市場関係者は、グラフェンバッテリーが次のバッテリー技術の突破口になると考えている。グラフェン製造技術のさらなる大規模応用に伴い、市場は5−10年内に高度成長期を迎える。これを背景とし、グラフェン産業チェーン関連上場企業の収益力がさらに高まり、業界の好況が続く。株式市場では、業績に支えられる注目銘柄が反転上昇する可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月28日