冼国義司長は、「今後5年間で中国人の海外旅行者数はのべ7億人に達し、旅行サービスの輸入額は1.4兆米ドルを突破、新興サービスの輸入額は累計で7000億米ドルを上回る見込み」と指摘した。
商務部サービスアウトソーシング研究センターサービス経済研究部の李愛民副部長は、「中国のサービス業の比率は50%を超えたばかりで、先進国の平均水準70-80%と比べると、発展の潜在力が非常に大きい」と語る。
商務部研究院国際サービス貿易研究所の李俊所長は、「今後のサービス貿易の輸入は各分野で大きな潜在力を持っている。中国国内のサービス消費市場は大きいが、サービス消費の開放レベルは比較的低いため、サービス業市場の開放に伴い、人々の素晴らしい生活へのニーズを満たす旅行・文化・教育・医療など高度な生活型サービス業はもとより、技術・知財権・研究開発デザイン・コンサルティング・金融・デジタルサービスなど生産型サービス業も、いずれも大きな需要がある」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月7日