一滴の水が太陽の光を反射するが、一つの地区がある国の風貌を具現することになる。小さな漁村から現代的な国際大都市に発展した「鵬城」と呼ばれる深圳の勃興は、まさに中国の改革開放実施40年の重要な歴史の証だ。改革開放によりつくられ、改革開放により発展し、改革開放により強くなった。深圳の40年近くにわたる激動の堂々たる物語は、改革開放の偉大な実践が神州(中国)の大地にもたらした巨大な変化を映し出す。
発展は正しい道で、実力は真の底力だ。改革開放40周年を振り返ると、中国の天地をひっくり返すような変化は世界を刮目させた。1人当たりGDPは1978年の160米ドルから2017年には8800米ドルを超え、貧困から脱却した国民は7億人余に上り、世界の経済成長に対する貢献率は30%を上回る。改革開放実施40年の巨大な成果が、中国の経済・社会版図を塗り替え、中国人の自信を最も強く支える基盤となった。中国の中華民族の偉大な復興という目標の実現における自信が、歴史上のいかなる時期よりも強くなっている。
改革開放は、進み続け、完了することはない。改革は問題から生まれ、問題を解決しながら深化する。過去には発展の問題に直面し、発展し始めると新たな問題が発生し、改革開放の矛盾は改革開放のやり方でしか解決できない。複雑で競争が日増しに激化する国際環境と、新旧の問題が入り混じり、新旧の矛盾が積み重なる国内発展の試練があるなか、改革の深化と開放の拡大を進めることでのみ発展の新たな境地を切り開き、次の40年に世界が刮目する新たな成果を得ることができる。