今年5月にA株がMSCI指数に組み入れられたのに続き、MSCIは中国A株の指数におけるウエートを5%から20%に引き上げる計画だと発表した。A株のMSCI指数採用の加速化に伴い、MSCI中国A株指数のファンド商品の数も増え続け、現時点で公募ファンド市場に22のファンドが設立され、規模は総額150億元を超えている。
昨年6月、MSCIは2017年度市場分類評価結果を公表し、中国A株をMSCI新興市場指数に初採用することを発表した。中国A株のウエートは5%、2段階に分けて引き上げる計画で、今年5月15日と8月14日にそれぞれ2.5%と5%に引き上げた。9月25日、MSCIはA株のウエートを5%から20%に引き上げることを提案。先週、MSCIははメディアの取材に応じ、A株のウエートを20%に引き上げることで交渉を進めており、2019年2月28日までに結果を発表する予定だと明かした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月13日