第12回中国航空宇宙国際博覧会が11日午後に幕を下ろした。エアショーでは569件以上、212億ドル超の各種契約、協定、協力意向書が締結され、各型式の航空機239機が取引された。
中国エアショー組織委員会の11日の発表によると、会期6日のエアショーに43の国と地域から770社が参加し、約200団体の軍・政府・貿易代表団が見学し、専門家15万人、一般客約30万人が訪れた。
主催機関によると、今回のエアショーの室内展示面積は10万平方メートル超、屋外展示面積は40万平方メートル弱で、国内外の各型式の航空機146機を展示。
出展業者のうち海外の業者は350社に達し、前回より30社増加、全体に占める比率は45%。ボーイングやエアバスを含む大手航空機メーカー、およびビジネス機、ヘリコプターメーカー、航空エンジンメーカー、航空システムメーカーが集結し、航空産業チェーンを網羅。
会期中、中国商用飛機有限責任公司はウルムチ航空、浦銀リース会社と2件の提携プロジェクト契約を締結した。契約額は134億元に上る。中国航天科技集団有限公司は中国気象局、国家衛星海洋応用センター、航天五院など複数の機関と32件、452億元の契約を締結。中国航天科工集団有限公司は江西省カン州市、南京ソフトウェアパーク、海外の顧客と500件超、424億元の契約を締結した。契約プロジェクトは高速飛行列車、対無人機、軍民融合、スマート産業など多くの分野に及ぶ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月12日