国家重点研究開発計画の経費分配状況が日増しに明瞭になっている。経済参考報が中国科学技術部から得た情報によると、今年の重点研究開発は現時点で640件立案されており、429部門が国から127億元の経費を受給している。これには社会の発展、ハイテク、農林科学技術、インフラ研究という4大分野の38件の特別プロジェクトが含まれる。うち社会の発展とハイテクへの投入は90億元弱で、経費全体の7割を占める。公共突発事件に対応する「公衆安全リスクコントロール及び緊急技術装備品特別プロジェクト」は、現在発表されている特別プロジェクトのうち「最大の勝者」になっている。新エネ車プロジェクトは特に注目を集めている。
専門家は、革新駆動型国家戦略の推進掘り下げと科学技術体制改革のボーナスの放出に伴い、スマート製造、農林科学技術、バイオ医薬研究開発などの分野が、中央財政の支援を受け急発展すると予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月12日