第5回世界インターネット大会が9日、浙江省烏鎮で閉幕しました。大会準備委員会によりますと、今大会では思想面の交流や理論面のイノベーション、技術の展示、経済・貿易協力などについて実り豊かな成果が収められたということです。
同大会は7日から9日まで開かれ、76の国や地域からの政府代表、国際機関代表、国内外のIT企業のリーダー、著名な学者など、約1500人が烏鎮に集いました。参加者らは「相互信頼と共同管理のデジタルワールドの構築、サイバー運命共同体の構築」をテーマに、インターネット空間の発展を議論し、世界規模のインターネットの発展と管理プロセスを推進するための新たなエネルギーを注ぎました。
烏鎮では、スマート化のレベル向上につれて、大会会場のサービス施設の整備もより進んできています。会期中は5G体験車、顔認証技術による入場や支払い、視覚AIなど、40に及ぶスマート化プロジェクトが運用され、烏鎮そのものがデジタル経済の最新の成果を披露する「全方位的な体験会場」となっています。(ヒガシ、謙)
「中国国際放送局 日本語部」より 2018年11月11日