英メディアは、フィリピンが中国電信の参入を歓迎していると報じた。
9日の英フィナンシャル・タイムズによると、フィリピンの実業家である黄書賢(デニス・ウイ)氏が率いるMindanao Islamic Telephone Company (ミスラテル)が先月、同国第3の電気通信事業者に選ばれた。なお、中国電信は同社の株式の40%を保有している。
報道によると、黄書賢氏のファミリー企業であるウデンナ・コーポレーションとその子会社チェルシー物流会社が中国電信と提携し、5年以内に49億米ドルを投じ、フィリピンのPLDTとグローブ・テレコムの大手2社による寡占状態を打破する計画だ。
既存の大手2社には通信品質の悪さに対する苦情が頻繁に寄せられているというが、両社はこれを否定している。
黄書賢氏はダバオ出身で、ドゥテルテ大統領と同郷。
黄書賢氏は中国電信について「彼らは世界最大かつ最先端の技術を持つ企業の1つだ」と称賛する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月13日