改革開放40年、中国経済の奇跡

改革開放40年、中国経済の奇跡。

タグ:中国経済

発信時間:2018-12-17 11:11:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「屋内も屋外も電気と電話がある」は良き暮らしを意味していたが、今や誰もがスマートフォンや高品質家電を持っている。かつては安い人件費で薄利を手にしていたが、今や高速鉄道、原発、航空機、汽船など高付加価値の中国製品が世界から称賛されている。かつては基本的な生産・生活物資の自給自足の実現に留まっていたが、今や開放の程度が絶えず高まり、高品質の中国製品が世界に供給され、中国に輸入品も殺到している。40年に渡る改革開放政策の実施が中国経済及び人々の生活にもたらした変化が随所に見られる。


 速度を見ると、中国経済の成長率は長年に渡り、世界的に見ても上位に入っている。中国の2017年の不変価格で計算した国内総生産(GDP)は1978年より34.5倍になっており、年平均成長率は9.5%となっている。これは平均8年で倍増していることを意味し、同期の世界経済の2.9%前後という成長率を大幅に上回ってる。中国の世界経済成長への貢献率は近年30%を上回っており、世界経済成長の動力源、安定の錨になっている。


 総量を見ると、中国の経済規模は世界10位圏外から世界2位に飛躍した。中国の1978年の国内総生産は3679億元のみだったが、その後は飛躍を続け、2017年に82兆7122億元と80兆元台に急増した。中国の経済規模は1978年に世界11位だったが、2000年にイタリアを抜き6位に、2007年にドイツを抜き3位に、2010年に日本を抜き2位になった。


 中国の1人当たりGDPが40年に渡り増加を続け、低所得国から中の上の所得国の仲間入りを果たした。中国の2017年の1人当たりGDPは5万9660元で、価格要素を除くと1978年より22.8倍増加している。年平均成長率は8.5%。中国の1人当たり国民総所得(GNI)は1978年の200ドルから2016年の8250ドルに増加し、中の上の所得国の平均水準を上回った。世界銀行が発表する217カ国・地域のうち95位に浮上した。

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