中石油川南シェールガス基地が発表した情報によると、同基地のシェールガスの生産量はこのほど日産2011万立方メートルに達し、全国の天然ガス日産量の約4.2%を占めた。川南は中国最大のシェールガス生産基地になった。
中国のシェールガス埋蔵量は世界一だが、国内の埋蔵地区の地質条件が複雑で、探査・開発で多くの問題に直面している。主要生産地である川南シェールガス田は、四川省の宜賓、瀘州、内江などに分布している。中石油(中国石油天然気)は2010年以降、川南で徐々に長寧、威遠などの国家級シェールガス実証区を建設していった。シェールガス採掘コストが徐々に低下し、生産能力が急速に拡大するにつれ、シェールガス開発が高度成長期に入っている。特に今年に入り、川南基地のドリル、チーム、作業量が数倍に増加している。
川南基地のシェールガス生産量は今年すでに40億8300万立方メートルに達しており、通年で42億立方メートルにのぼり、前年比40%増になる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月30日