中国、深海6千メートルのデータの北斗衛星によるリアルタイム伝送を初めて実現

中国、深海6千メートルのデータの北斗衛星によるリアルタイム伝送を初めて実現。

タグ:中国北斗衛星

発信時間:2019-02-02 11:14:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国新型遠洋総合科学観測船「科学号」が、2018年第6回西太平洋総合観測航行を終了し、1月31日に青島西海岸新区の母港に帰還した。中国の科学者は今回、西太平洋リアルタイム科学観測ネットワークの点検とグレードアップに成功し、多くの重大な進展を手にした。


 今回の重大な進展は、北斗衛星を使った深海ブイ大容量データのリアルタイム伝送の初成功だ。この自主開発した技術成果は、小型で給電量が少なくデータ量が多いといった深海潜水ブイの問題を解消し、海外の通信衛星に依存する歴史を終えた。深海データリアルタイム伝送の安全性・自主性・信頼性を高めた。


 今回の航行日数は74日、航行距離は1万2000カイリ以上。今回は科学号にとって航行距離と航行期間が最も長い航行となった。観測ネットワーク内の20の深海ブイ、4つの大型ブイの1000以上の観測設備が、4-5年連続で観測データを安定的に入手している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月2日

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