中国海洋石油は25日、中国の渤海渤中海域で確認埋蔵量1千億㎥を超える天然ガス田(渤中19-6ガス田)を発見したと発表した。渤海湾盆地の天然ガス田としては、過去50年で最大の発見となった。
渤中19-6ガス田ではすでに試験開発工事が開始されている。渤中海域は京津冀地区からわずか100km余りの位置しており、開発後は既存のパイプラインを利用して天然ガス供給が可能となる。
渤海油田は、京津冀地区の後背地にあって中国で2番目に大きい原油生産拠点だが、地質構造が複雑なため、これまで50年近くの探査でみつかったのは主に原油で、天然ガスの埋蔵確認は少なかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月26日