本日3月8日は「国際女性デー」だ。記者の調べによると、実店舗も通販サイトもセールに力を入れ、広告を出している。店側はこの日を春節(旧正月)後に新たに消費市場の幕を開ける契機とし、女性の消費市場を掘り起こしている。
スキンケア、下着、コスメが割引
天猫、京東、網易考拉などの通販サイトは2月末から3月上旬にかけて、「国際女性デー」のセールを開始し、広告を打ち出した。広州市の実店舗もオンラインの熱狂ぶりに負けず、セールを展開している。
記者が昨日広州市場を取材したところ、多くの店がセールを開始していた。広百百貨は「春の化粧品フェア」を開催し、華潤万家は「3.8桃花女神フェア」を開始した。広州日報の記者の調べによると、スキンケア、下着、コスメの割引率が最大だった。
広州市の多くのショッピングセンターは、人気を集めるため大金を費やしている。東方宝泰は「手鞠芸術展」を開催し、天河城は嶺南花弁のイベントを開催する。
業界関係者によると、女性の消費の寄与度が高まっており、3月8日のセールも重視されるようになった。店側はこの女性の祝日を、春節後に新たに消費市場の幕を開ける契機とし、さらには年間の重要なセール日として位置づけている。
世帯消費支出の3割以上を占める女性は27%
融360が騰訊理財と昨日共同発表した消費報告書によると、妻が日常的な支出を切り盛りする中国の家庭は4割弱にのぼり、月間世帯収入のうち女性の月収が過半数を占めるは20%以上にのぼる。個人消費が世帯消費支出に占める比率を見ると、毎月の個人消費支出が世帯消費支出の3割以上を占める女性は27.01%で、男性を4%弱上回っている。
融360のアナリストは、消費アップグレードの裏にある女性の貢献を無視できないと指摘した。
それでは女性は何にお金を費やしているのだろうか。融360の調査によると、食事や日用品などの必要な支出を除くと、女性は衣料品や美容などの支出が男性よりも高い比率を占めている。またキャリアアップに最もお金を費やす女性の比率は男性の2倍以上になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月9日