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発信時間：2019-03-11 15:06:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　第13期全人代第2回会議プレスセンターは10日午前、梅地亜中心（メディアセンター）報道発表ホールにて記者会見を開いた。中国人民銀行の易綱総裁、陳雨露副総裁、潘功勝副総裁（国家外貨管理局長）、范一飛副総裁が、金融改革及び発展の問題について国内外の記者からの質問に回答した。

　易綱総裁によると、人民銀行は昨年、内外のバランスに配慮した。人民元レートを合理的かつバランスの取れた水準でほぼ安定させ、国際収支のバランスを整えた。外貨準備高は3兆ドル以上を維持した。

　易綱総裁は「為替レートは柔軟性が必要だ。我々は市場供給を基礎とする為替レート形成メカニズムを堅持する。人民銀行は為替レート市場への日常的な干渉をほぼ終了している。柔軟な為替レートは、マクロ経済と国際収支の調節に対して、自動安定装置の効果を発揮する」と述べ、次のように続けた。

　為替レート形成メカニズムの改善を通じ、中国企業と一般人は人民元レートの柔軟性に適応し、市場のリスクヘッジツールが豊富化する。中国の株式市場と債券市場はさらに開放される。外国人投資家は投資のため中国を訪れれば、便利な市場ツールによりポジションのヘッジ取引が可能だ。開放的な中国により、人民元レートは市場決定の改革に向かい邁進し続ける。

　市場が為替レートを決定するメカニズムの下、人民元は非常に魅力的で自由に使用できる通貨になる。中国の一般人、企業、全世界の投資家は人民元に対する自信を深める。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年3月11日

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