中国旅遊研究院と大手旅行サイト「携程旅行網」(シートリップ)は14日、中国人の海外旅行動向に関する『2018年中国旅客出境ビッグデータ報告』を発表した。それによると、中国本土からの海外旅行者数は2018年も増加傾向が続き、1億4972万人数と前年に比べ14.7%増加した。世界の海外旅行者数ランキングで引き続き首位の座を維持した。新華社系日刊紙「参考消息綱」が18日、台湾メディアの報道として伝えた。
台湾の日刊紙「聯合報」が15日報じたところによると、2018年の中国人観光客に人気の海外旅行先トップ20は、タイ、日本、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、米国、カンボジア、ロシア、フィリピン、オーストラリア、イタリア、アラブ首長国連邦(UAE)、トルコ、イギリス、モルディブ、フランス、ドイツ、スペイン、スリランカだった。
2018年に中国人観光客数が急増した「ダークホース」的存在の海外人気旅行先トップ10は、ミャンマー、モンテネグロ、セルビア、ラオス、アルゼンチン、スペイン、カンボジア、メキシコ、ブラジル、チェコだった。