国家外貨管理局が28日に発表したデータによると、昨年末現在の中国銀行業対外金融資産は1兆1164億ドル、対外負債は1兆2976億ドルで、対外純負債は1812億ドルにのぼった。うち人民元純負債は2847億ドル、外貨純資産は1035億ドル。
銀行業の対外金融資産のうち、預金・貸出は8315億ドル、債券は1365億ドル、その他(株式等)は1485億ドルにのぼり、それぞれ対外資産の75%、12%、13%を占めた。通貨別で見ると、人民元建て資産は1214億ドル、ドル建て資産は7759億ドルで、その他は2192億ドルで、全体に占める割合はそれぞれ11%、69%、20%だった。銀行業の対外金融資産のうち、域外銀行部門への投資額は全体の49%の5477億ドルで、域外非銀行部門への投資額は全体の51%の5687億ドル。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月31日