中日経済協力 注目点は多いが任重くして道遠し

中日経済協力 注目点は多いが任重くして道遠し。

タグ:中日経済協力

発信時間:2019-04-18 19:34:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■構造的改革は共通の課題

第3に、中日二国間の経済協力の基礎をさらに固め、協力の質とレベルを高める。中国の改革開放は昨年、40年目を迎えた。過去40年間に中国経済は世界の注目する成果を挙げ、中日の経済協力も非凡な40年間を歩んだ。現在、中日両国の経済発展はいずれも構造転換の重要な歴史的節目にある。これに対して中日両国の経済界は連携して、研究・交流の拡大と深化を基礎に、デジタル経済、環境経済など新しいタイプの課題に対処するためのノウハウと考えを建設的に打ち出し、二国間経済協力がさらに高いレベル、さらに深い分野で実り豊かな成果を得るために、互恵・ウィンウィンの戦略プラットフォームと意思疎通のメカニズムを構築することができる。

第4に、「一帯一路」の枠組での第三国経済協力の推進に力を入れる。第三国経済協力協定の調印は昨年の中日関係発展の最大の成果であり、中日の経済協力が第三国で「新たな花を開き、新たな果実を結ぶ」ための基礎的条件を整えた。これに続いて、いかにして「一帯一路」の枠組で「中日プラス1」の大型経済協力プロジェクトを掘り起こし、開発し、実行に移し、両国のさらに広範囲の経済的利益を拡大するかが、双方が共に直面する最も差し迫った、最も潜在的利益を備える重大な課題となるかもしれない。また、「中日プラス1」協力モデルの推進と深化に従い、模倣・普及の可能な一連のノウハウと方法が徐々に形成され、普遍的な応用価値を持つルールと制度が創造されるかもしれない。これは完全に「一帯一路」建設の有機的組成となり得るし、「一帯一路」の開放性と包摂性を側面から証明することもできる。

以上をまとめると、中日の経済協力は注目点が非常に多いが、客観的にはチャンスと試練が併存し、「任重くして道遠し」であり、両国の識者の共同努力が必要であると言える。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年4月17日


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