第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが25日、開幕した。政策の意思疎通、インフラ施設の連結、貿易の円滑化、資金調達、民間交流の5つのテーマごとに分かれて、北京国家会議センターで分科会が行われた。
「資金調達」についての分科会では、ボアオ・アジアフォーラムの周小川副理事長が登壇し、足元で金利もインフレ率も低水準で推移するなか、迅速に資金を調達して「一帯一路」の建設を行うべきと訴えた。財政部の劉昆部長は、持続可能で長く安定した資金調達を行うことは「一帯一路」の共同建設にとって長期的な課題だと指摘した。
「インフラ施設の連結」についての分科会では、交通運輸部の李小鵬部長が登壇し、この6年間で中国が沿線国と締結した道路運送の利便化に関する協定の数は18件に、海運協定は39件に上ったと説明した。沿線62カ国との間で政府間航空運送協定を締結、45カ国との間で直行便を就航させたほか、21カ国との間で郵便分野における協力に関する覚書を交わしたとして
いる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月26日