中国のデジタル経済規模、31兆元でGDPの3分の1に

中国のデジタル経済規模、31兆元でGDPの3分の1に。 400件のデジタル経済重大プロジェクト、3000億元の投資総額。うち200件は着工済みで、一連のプロジェクトが竣工し稼働開始している…

タグ:デジタル 経済 投資 建設 

発信時間:2019-05-05 15:22:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 400件のデジタル経済重大プロジェクト、3000億元の投資総額。うち200件は着工済みで、一連のプロジェクトが竣工し稼働開始している。


 これは第1回デジタル中国建設サミットが1年間で手にした成果だ。1年に渡り、「デジタル」の翼が美しい中国に多くの可能性をもたらした。電子政務、デジタル経済、スマート社会など、一連のデジタル革命が中国の大地を揺るがしている。


 デジタル経済、中国経済の新たなエンジンに


 国家インターネット情報弁公室の楊小偉氏は「年末までに中国のデジタル経済規模は31兆元に達し、GDPの約3分の1を占める」と述べた。


 中国のネットワークインフラの整備は、この1年間で飛躍的な発展を実現した。光ブロードバンド利用者数が急増し、昨年末現在の光ファイバーの全長は4358万キロに達した。4Gネットワークのカバーが拡大を続け、4G利用者数が11億7000万人に達し、通年で1億6900万人増加した。5G中核技術の研究開発と標準制定に進展があり、IPv6の大規模配置が加速した。


 中国のビッグデータの発展及び応用が、この1年間で急速に推進された。一連の基礎的・戦略的な基礎データバンクが完成し、使用開始されている。中央・国家機関の62部門、31省・自治区・直轄市及び新疆生産建設兵団が全面的に、国家データ共有交換プラットフォームと接続した。


 中国の実体経済のデジタル化モデルチェンジが、この1年間で進展を実現した。クラウドコンピューティング、産業のインターネットが企業のデジタル化モデルチェンジを促す重要な動力になった。重点産業のインターネットプラットフォームの平均工業設備接続数は59万台に、産業用アプリは平均1500以上に、登録ユーザー数は平均50万以上にのぼった。昨年のプラットフォーム関連の事業収入は平均で約5億元に達した。


 1年に渡り、北斗3号基本システムが構築され、世界にサービスを提供した。「一帯一路」沿線国及び地域を含む世界各地が、北斗システムのサービスを受けた。


 新時代が新産業を育み、新産業が新たな動力を生み出す。


 デジタル経済は国内の大型市場の形成を促した。昨年の全国実物商品オンライン小売額は25.4%増で、社会消費財小売総額の伸び率を16.4ポイント上回った。


 デジタル経済は就業の新たな空間を切り拓く。デジタル経済の下、新モデル・新業態が誕生し、関連サービス業の力強い発展をけん引し、多くの柔軟な雇用機会を創出した。


 デジタル経済は産業のモデルチェンジ・アップグレードを促す。調査によると、デジタル化技術の応用により利益率が上がった企業は92.9%にのぼる。関連企業は昨年、産業のインターネットプラットフォームにより研究開発費を30%削減し、生産効率を10%高め、10%の省エネ・排出削減を実現した。


 国家発展改革委員会革新・ハイテク発展司の伍浩司長は「デジタル経済の発展の成果を共有する効果が引き続き拡大しており、世界経済のデジタル化モデルチェンジがすでに大きな流れになっている」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月5日 

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