中共中央政治局委員、中央宣伝部部長の黄坤明氏は15日午後、アジア諸国による国政運営経験交流のサブフォーラムに出席し、基調演説を行った。文明の交流と相互参考の掘り下げ、アジア運命共同体の共同建設を着眼点とし、アジア諸国の国政運営の経験の交流を強化し、各国の共同発展に知恵を提供し、アジアの文明進歩に思想をもたらすと強調した。
黄氏は「習近平国家主席がアジア文明対話大会の開幕式で行った基調演説は、平和で安寧の、共に繁栄する、開放的で相互連結するアジアの美しいビジョンを描き、アジアの文明交流と相互参考を促進する4つの主張を掲げた。アジア運命共同体、人類運命共同体の共同建設に中国の知恵を提供し、アジア諸国が国政運営を推進し繁栄・発展を実現するため重要な啓示をもたらした」と指摘した。
黄氏はまた、「新中国成立70年、特に第18回党大会以降、中国の発展は歴史的な成果を手にし、歴史的な変革が生じた。中国は終始、自国の国情を立脚点とし、確固不動の姿勢で自国の道を歩んでいる。国民中心により、発展の成果をより良く全国民に届けている。改革を動力とし、全社会の革新と想像の活力を引き出している。開放により発展を促進し、世界と溶け込み世界に利益をもたらしている。党の指導を強化・改善し、現代中国の発展に力強い政治的保障を提供している。国政運営の法則への認識を大きく深めた」と述べた。
今回のサブフォーラムはアジア文明対話大会の6つのサブフォーラムの一つで、50の国及び国際機関の300人弱の来賓が出席した。開催に先立ち、黄氏は各サブフォーラムに出席する海外の重要来賓と会談した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月16日