国家統計局工業司の張衛華副司長によると、今年第1四半期に中国の工業新動力は高い成長率を維持した。これは次の2点で確認できる。まず、ハイテク産業と戦略的新興産業の成長率が高かった。第1四半期のハイテク産業付加価値額は前年同期比7.8%増で、すべての一定規模以上の工業を0.2ポイント上回った。次に、一部の技術力と付加価値が高い工業新製品の生産量が急増した。第1四半期の3Dプリンターの増加率は339.3%、グラフェンは55.6%、都市レール車両は54.1%、新エネ車は48.2%、ソーラーパネルは18.2%。
国家統計局国民経済計算司の趙同録司長は「新興産業は経済体系における最も発展の活力があふれ、最も成長の潜在力を持つ構成部分であり、今年に入り力を入れ続け、経済の安定成長を促している。1−2月の一定規模以上の戦略的新興サービス業企業の売上高は前年同期比13.0%増、一定規模以上の科学技術サービス業企業の売上高は12.4%増、一定規模以上のハイテクサービス業企業の売上高は12.4%増で、それぞれすべての一定規模以上のサービス業企業の売上を2.1・1.5・1.5ポイント上回った。我々はより多くの科学技術革新の成果を手にしている」と述べた。
今年1−3月の中国の発明特許出願件数は34万1000件で、取得件数は11万6000件。実用新案特許出願件数は50万3000件、取得件数は37万5000件。意匠設計特許出願件数は15万7000件、取得件数は11万9000件。うち発明及び実用新案特許の取得件数と保有量は、前年同期比で増加した。