「中国企業の製薬工場建設により、マリでは医薬品を生産できないという歴史に終止符が打たれた」。マリ外交・国際協力部のMahamane Maiga秘書長は、「中国アフリカ開発基金は武漢人福医薬集団と協力し、マリで初となる近代的製薬工場を建設した。工場は西アフリカ地域で最も近代的な製薬工場でもあり、年間でシロップ3000万本と輸液4000万本を生産できる」とし、「一連のマリ・中国協力プロジェクトは、マリの人々に幸福をもたらしただけでなく、現地の産業も発展させた」と指摘。また、「中国側は中国アフリカ協力の過程で、各国のニーズを基にアフリカ各国と協議したうえで『8つの行動』方案を策定、資源を合理的に配分し、非常に的確な取り組みを進めている」との見方を示した。
「中国は経済が急速に発展すると同時に、世界の多様化を守り、保護主義反対などの面で、世界の平和と安定のためにますます大きく貢献している」。ジブチ外交部の第1副部長であるMohammed Hassan氏は、「アフリカ中国協力は国際規則に従い、アフリカの自主発展能力増強を目指す。例えば、アディスアベバ・ジブチ鉄道プロジェクトはジブチに多くの雇用機会をもたらし、同国の経済発展を大きく後押しした」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月26日