耿爽報道官はまた、次のように述べた。アフリカ諸国の良きパートナー・友人・兄弟として、中国はアフリカ諸国のニーズに基づき、アフリカに対する投融資協力の強化や、アフリカ諸国のインフラ改善の支援、経済社会の発展加速に注力し、アフリカ諸国と人々に確かな利益をもたらしてきた。中国の対アフリカ協力は、アフリカ諸国の債務の持続可能性を充分に考慮したものであり、友好的かつ平等な話し合いを通じて見い出した双方が受け入れ可能な方案だ。これも中国アフリカ協力がアフリカ諸国で歓迎された根本的理由の1つだ。
「事実は雄弁な言葉に勝り、正義は人の心にある。中国アフリカ協力の是非については、アフリカ諸国と人々にこそ発言権がある」。耿爽報道官は、G20大阪サミットの期間中に行われた中国アフリカ首脳会談および北京で開かれた中国アフリカ協力フォーラム北京サミット成果実施コーディネーター会議で、「アフリカ側の首脳はいずれも双方の協力の成果を高く評価している」とし、「双方が投融資などの分野で一段と協力を強化することを望む」と述べた。
「アフリカ側首脳が表明しているのは広大なアフリカ諸国の人々の心の声であり、いわゆる『債務のワナ』論に対する最も力強い回答だと思う」。耿爽報道官は、「我々は関連メディアがこのような声に耳を傾け、中国アフリカ協力について理性的で客観的に認識し見つめ、事実を軽視したり勝手な憶測で報道しないように望む」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月4日