世界が変動する中、多国間協力関係の再構築が必要

世界が変動する中、多国間協力関係の再構築が必要。

タグ:多国間協力

発信時間:2019-07-06 16:12:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 2019年夏季ダボスフォーラムとして「世界経済フォーラム第13回ニューチャンピオン年次総会」が大連国際会議センターで開催された。今回のフォーラムでは、「リーダーシップ4.0:グローバル化新時代の成功の道」をテーマに議論が繰り広げられた。

 

 地域格差と競争に関する議論では、多くの来賓が中米貿易摩擦に注目し、双方が衝突の激化を避け、平等な条件のもと協議を再開するべきで、これが中国と米国のみの課題ではなく、世界の互恵・ウインウイン、共生にとって重要な基盤になるとの見方を示した。貿易摩擦は短期的に、中米の製品市場と金融市場に影響を及ぼし、商品価格の変動と為替の非正常な変動をもたらす可能性がある。中長期的には中米の産業構造に影響を及ぼし、グローバル貿易ルールを破壊し、グローバル貿易構造と産業チェーンを損なう。

 

 グローバル貿易と産業の協同を実現することは、多くの国・地域の利益に合致し、多国間の互恵・ウインウインは、世界の最終的な行き先となるはずだ。フォーラム創設者兼会長のクラウス・シュワブ氏は、世界の地政学が目まぐるしく変化するなか、メカニズムの問題が続出する一方、技術成果も持続的に上がっているとの見方を示す。今回の年次総会では、グローバル化の新時代に焦点が当てられ、科学技術が主導する持続可能で包括的な協力システムをどのように打ち立てるかについて、重点的に議論された。

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