知財担保融資の不良債権比率が各貸出の不良債権比率を上回るのが3%以内であれば、監督審査や銀行審査で減点としないとしている。実際に、中国の知的財産権の運用収益は継続的に拡大しており、より多くのイノベーション型小企業・零細企業が知財担保融資によって融資を獲得している。
知識産権局の最新統計によると、2019上半期(1-6月)の全国の特許と商標を担保にした新規融資は前年同期比2.5%増の583.5億元、担保項目数は21.6%増の3086項目に上った。特許を担保にした融資額は404億元、担保項目数は2709項目と前年同期比で33%増加した。うち、1000万元以下の少額の特許担保融資項目は全体の68.6%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月10日