「中米経済貿易関係:現状と展望」国際シンポジウムが香港で開催

「中米経済貿易関係:現状と展望」国際シンポジウムが香港で開催。

タグ:中米貿易摩擦

発信時間:2019-07-10 13:50:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国際経済交流センターと中米交流基金会が共同で主催する「中米経済貿易関係:現状と展望」国際シンポジウムが、7月9-10日の日程で香港で行なわれた。シンポジウムは、国際交流を通じて相互理解を深め、協調・協力・安定を基調とした中米関係を共に推し進め、規則に則った多国間貿易体制を守り、世界経済の長期的で健全な発展を促進するのが狙いだ。


 開幕式では、全国政協副主席で中米交流基金会の首席である董建華氏が歓迎の挨拶を行い、国際経済交流センターの曾培炎理事長・福田康夫元日本首相・ヘリテージ財団アジア研究センター主席のエドウィン・フォイルナー氏が基調講演を行った。講演者は、「中米の両経済大国は世界経済の安定にとって極めて重要な存在であり、双方は見解の相違をコントロールし、中米貿易交渉を持続的に推進、協調・協力・安定を基調とした中米関係を共に推進する必要がある」と強調した。


 多くの参加者は、6月29日に中米両国首脳が貿易協議の再開で合意したことについて、「両国の国民と国際社会が期待していたことではあるが、再開後の状況が重要だ」と指摘。「米国側が誠意をもって中国と共に努力し、それぞれの経済発展にポジティブな促進作用を及ぼす公平な協定を結ぶことが望ましい。両国の間にはいくつかの見解の相違があるものの、双方の利益は高度に融合し、協力分野は幅広いため、相互促進と共同的発展が求められる」とした。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月10 日

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