向こう10年の世界富裕国ランキングによると、中国の個人財産総額は52兆米ドルへと120%増え、米国との差を縮める見通しだ。
New World Wealthは先ごろ発表した2019年の「グローバル・ウェルス・マイグレーション・レビュー」で、世界各国の個人財産の伸びを分析し、向こう10年の予測を示した。レビューによると、2018年の世界個人財産総額は204兆米ドルに上り、うち米国、中国はそれぞれ60兆米ドル、24兆米ドルで上位2カ国となった。中国の個人財産は過去10年で130%拡大し、向こう10年の伸び率が120%に達する見込み。巨大な成長力が中国の個人財産を2028年には52兆米ドルへと押し上げ、トップとの差は縮小する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月9日