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中国外交部「人民元為替レートを貿易紛争の道具にすることはない」。
タグ：中米貿易摩擦
発信時間：2019-07-09 16:55:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国外交部の耿爽報道官は8日の定例記者会見で、「人民元為替レートを道具にして貿易紛争に対処することはない」と述べた。
記者の質問：トランプ米大統領は「合意に達しようとする圧力は中国の方が米国よりも大きい。中国は関税を支払うために、通貨価値を切り下げる必要がある」と述べた。これに対して中国側はどのように回答したのか？
耿爽報道官：中米両国首脳はG20大阪サミット期間中の会談で、平等と相互尊重を基礎として貿易交渉を再開することで合意した。米国も中国製品に新たな追加関税を課さないことに同意し、中米両国の代表団は具体的問題について議論を進めた。私の知る限りでは、双方は一貫して意思疎通のための話し合いを続けている。
中国側は米国側に比べて合意に達する必要性が高いという話は、どこから出たのかわからない。米国が協議をする必要が無いとしたら、なぜ中国と過去11回もの協議を行い、今また協議を再開したのだろう？貿易紛争は両者に損害を与える。貿易摩擦の解消は双方の利益に合致し、国際社会も期待している。
耿爽報道官は為替レートの問題について、「米国財務省はレポートで中国を為替操作国に認定していない」と指摘。中国も通貨切り下げ競争を行う意思はないと度々強調しており、「人民元為替レートを道具にして貿易紛争など国外の騒動に対処する考えは全くない」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年7月9日
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