海関(税関)総署が12日に発表したデータによると、中国の今年上半期の貿易額は前年同期比3.9%増の14兆6700億元で、うち電気自動車の輸出は91.9%増と好調だった。
データによると、中国の今年上半期の輸出額は6.1%増の7兆9500億元、輸入額は1.4%増の6兆7200億元。貿易黒字は41.6%増の1兆2300億元。
貿易の品目別に見ると、中国の上半期の機械・電力設備の輸出額は5.3%増の4兆6300億元で、中国の輸出全体の58.2%を占めた。うち携帯型パソコンの輸出は11.4%増、電気自動車は91.9%増、ソーラーバッテリーは57.1%増。
貿易相手を見ると、中国のEU、ASEAN、日本などの主要貿易パートナーとの貿易額がいずれも増加している。具体的に見ると、中国の上半期の対EU貿易額は11.2%増の2兆3000億元で、中国の貿易全体の15.7%を占めた。対ASEAN貿易額は10.5%増の1兆9800億元で全体の13.5%を占め、対日貿易額は1.7%増の1兆300億元で全体の7%を占めた。
データによると、中国と「一帯一路」沿線国の貿易発展が良好で、上半期の貿易額は9.7%増の4兆2400億元で、5.8%という貿易全体の伸び率を上回った。中国の貿易全体に占める割合は1.5ポイント増の28.9%。うち中国の対露貿易額は11.5%増、対サウジアラビアは34%、対エジプトは11%増。
データによると、中国民間企業の上半期の貿易額は11%増の6兆1200億元で、中国の貿易全体に占める割合は前年同期比2.7ポイント増の41.7%に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月15日