中国機械工業聯合会によると、中国の機械工業で、2019年1-6月の営業収入は前年同期比1.29%増の10兆5300億元だった。業界は全体的に安定し、主要指標が合理的な水準を保っている。
今年に入って日に日に複雑になる国内外の経営環境のもと、中国の機械工業は圧力を受けながらも前進し、内部構造の最適化が進んだ。
新旧の成長エネルギー転換が続き、新たな成長エネルギーが躍動している。新エネルギー自動車の生産・販売台数が高い伸び率を保ち、上半期の生産台数は48.5%増の61万4千台、販売台数は49.6%増の61万7千台だった。また、発電設備製造業がここ2年にわたり調整期にあるなか、風力発電設備は生産量が18.45%増の伸びを保ち、業界の営業収入と利益総額の増加率がいずれも50%を超えた。
戦略性新興産業が持続的に力を発揮し、業界の安定的な発展を支えている。機械工業のうち戦略性新興産業の上半期の営業収入は3.48%増の7兆7300億元で、伸び率が機械工業の平均を2.19ポイント上回り、全体の営業収入に占める割合が73.4%と、前年同期に比べ1.56ポイント上昇。戦略性新興産業は、機械工業の安定的発展を後押しする作用を強めた。