中国旅遊研究院の最新統計によると、2019年上半期の中国国内旅行者数はのべ30億8千万人、国内観光収入は2兆7800億元に上り、前年同期比の伸び率はそれぞれ8.8%と13.5%だった。夏休み期間中の観光市場は特に熱気を帯び、北京市、上海市、浙江省、江西省などを訪れる観光客が多く、各地も景勝地の安全管理を強化し、夏季の観光市場の安全確保に努めている。
今年の夏は、吉林省、陝西省、安徽省、江西省等への観光客純流入数が比較的多い。2カ月以上に渡る夏休み期間中、保護者は子供と旅行に出かける時間が充分にあるため、各地ではアウトドア型の避暑ツアーやロードトリップの人気が高く、湖南省張家界や吉林省長白山などの観光客数が大幅に増加している。
予測では、夏季旅行市場と間もなく始まる中秋節・国慶節休暇は下半期の連休旅行の力強い支えとなる。2019年年間では、中国国内旅行者数はのべ60億4千万人、国内観光収入は5兆6千億元に上り、前年比での伸び率はそれぞれ9%と10%に達する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月16日