国家統計局は22日、「新中国成立70周年経済社会発展成果シリーズ報告の20」を発表した。報告によると、新中国成立から70年、中国の総人口は高速成長から安定成長に向かい、人口の質が顕著に向上、経済社会の持続的で健全な発展に強い活力を注いだ。
新中国成立から70年、中国の人口成長は長く曲がりくねった道を歩んだ。それはおおよそ、高速成長段階(1949—1970年)、コントロールされた成長段階(1971—1980年)、成長率回復段階(1981—1990年)、安定成長段階(1991—2018年)に分けられる。中国の総人口は1949年の5億4千万人から2018年には約14億人に増加、年平均成長率は約1.4%となっている。
中国の人口増加ペースの鈍化と人口構成の変化に伴い、生産年齢人口の減少が長期的な流れとなり、人口ボーナス効果は徐々に弱まっている。その一方で、人口と文化の質および健康レベルの向上がもたらす「人材ボーナス」が、中国経済の質の高い発展と社会の進歩を後押しする重要な基盤となる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月23日