商務部が21日に開いたグローバル企業リーダー青島サミットの記者会見で、商務部の銭克明副部長は「中国はすでに関税の全体的な水準を7.5%に引き下げている。大半の発展途上国を大きく下回り、先進国及び先進市場の対外開放水準に近づいている」と述べ、次のように続けた。
中国政府は過去1年間で一連の的を絞った政策措置を策定・発表し、ビジネス環境の改善でも一定の成果を手にした。まず、ネガティブリストの項目を大幅に削減した。次に、自発的に関税を引き下げた。現在の関税水準は7.5%に下がっており、大半の発展途上国を大きく下回り、先進国及び先進市場の対外開放水準に近づいている。それから、第1回中国国際輸入博覧会を開催した。さらに、今年「外商投資法」を発表し、海外投資家に向けより安定的で透明な、予測可能で公平な競争が展開される市場環境を構築した。最後に一連の自由貿易試験区の計画推進に着手し、自由貿易港、海南自由貿易港の建設の模索を加速し、国家級経済技術開発区の革新・向上を推進した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月22日