中国の京津冀共同発展戦略が大きく進展

中国の京津冀共同発展戦略が大きく進展。

タグ:地域経済

発信時間:2019-08-31 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国家統計局によると、「京津冀(北京、天津、河北)」発展戦略の実施以降、三つの地方では産業高度化・移転、交通一体化、環境保護などが大きく進展し、区域全体の実力と競争力が増強された。

 

 京津冀地域経済が着実に発展

 

 経済規模をみると、2018年の京津冀域内総生産は8兆5千億元に上り、5年間の平均成長率が6.6%に達した。都市化の水準で、2018年の京津冀地区都市化率は65.8%と、2014年に比べ4.7ポイント上昇。また、2018年の京津冀の個人可処分所得はそれぞれ6万2361元、3万9506元、2万3446元で、5年間の平均上昇率が8.8%、8.2%、8.9%に達した。三地方ともに経済の質が持続的に向上したほか、発展水準も日増しに高まり、発展エネルギーの転換が加速したことでハイクオリティな発展を実現する良好な基盤が築かれた。

 

 非首都機能の解消が進む

 

 北京市はストック解消として、5年累計で一般製造業企業2648社の廃止、市場581カ所と物流センター106カ所の廃止・高度化を進めた。増量コントロールのために、全国初の「大都市病」治療を目指す新規産業禁止制限目録を制定・実施し、産業の新規参入を厳しく規制。都市の発展分布においては、雄安新区計画のトップダウン設計を完成させ、大規模かつ実質的な建設着工の段階に入り、副都心への第一弾となる北京市政府機関移転と事務所開設を行った。

 

 環境対策では、共同予防、共同管理、共同解決が持続的に強化され、2018年の京津冀地区都市微笑粒子状物質(PM2.5)濃度が大幅に低下した。交通網の建設で、環北京30分通勤圏エリアが次第に拡大し、京津冀の空港群と港湾群の連携サービス水準が持続的に向上している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月31日


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