2018年の世界銀行総資産ランキング上位4行に、中国の工商銀行、建設銀行、農業銀行、中国銀行がランクインした。
2019年8月末時点で、中国の上場銀行は46行、時価総額は12兆元に上った。2018年末の外資系法人銀行は計41行、純利益は248億元だった。改革開放が銀行業の健全な発展を後押ししている。
中国国家金融・発展実験室副主任の曽剛氏は、中国の銀行について、全体の規模が2003年に比べほぼ10倍となり、当時約20数兆元だった資産規模が今では270兆元余りに上っていると説明。経営利益の面でも、当時は銀行業全体が赤字だったが、2018年は商業銀行の純利益が2兆元近くに上ったとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月12日