中国中鉄二十局が建設を担当する、モンゴル最大の立体交差橋のメインブリッジが16日に開通した。モンゴルのフレルスフ首相、邢海明・駐モンゴル中国大使が同日の開通セレモニーに出席した。
フレルスフ氏は「両国国交樹立70周年を祝うなか、中国企業が建設を担当するモンゴル最大の立体交差橋が開通したことには重大な意義がある。同橋の建設に参加した両国の建設者に心からの敬意を表する。同橋の開通により、ウランバートルの交通渋滞が大きく緩和されるはずだ」と述べた。
邢氏は「今年は両国国交樹立70周年で、両国の一連の重大協力プロジェクトが相次いで竣工している。障害児発展センター、高速道路、立体交差橋などの高基準・現代的な施設がモンゴル側に交付されている。またトール川を跨ぐ鉄筋コンクリート橋、ウランバートル〜マンダルゴビ送変電線などのプロジェクトも間もなく竣工する」と述べた。
中鉄二十局の責任者によると、今回開通した立体交差橋はウランバートルの市街地に位置し、全長は1167メートル。双方向4車線基準で設計。メインブリッジ、ランプ、ランプ基礎、補助道路の4つに分かれる。中国・モンゴル・ロシア越境鉄道が橋の上を跨ぐ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月17日