全面的な準備率引き下げが16日に実施され、約8000億元の資金が放出された。専門家は、年内に再び準備率が引き下げられる可能性は低く、一定期間内の金利引き下げの可能性は残されていると分析した。
中国人民銀行(中央銀行)は6日、2019年9月16日に金融機関預金準備率を0.5%引き下げると発表した(ファイナンス・カンパニー、金融リース会社、オートリース会社を除く)。また省級行政区域内のみで経営する都市商業銀行向けに、預金準備率を追加で10月15日及び11月15日の2回に分け1%引き下げる。
中央銀行の責任者は先ほど、今回の準備率引き下げにより長期資金を約9000億元放出すると述べた。うち全面的な準備率引き下げにより放出される資金は約8000億元、特定方向の引き下げにより放出される資金は約1000億元。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月17日