科創板の上場審査が再び加速している。中国証券報が9日に上海証券取引所の担当者から得た情報によると、第1陣企業の集中上場後も科創板の審査は高強度、高速を維持している。科創板上場企業の持続的な供給を通し、企業の資金調達を支援するという基本的機能を発揮し、合理的な株価と市場の安定をはかっている。
市場関係者は、現在の審査速度から見て、11月上旬に科創板上場企業は50社に達すると予想する。上海証券取引所は年内に多くの申請企業の審査を終え、証券監督管理委員会に登録申請をする企業は100社を超える見通し。
科創板の上半期に集中受理された企業の審査が進み、審査と上場は常態化し、審査速度も安定化しつつある。
上海証券取引所の関係者は、「科創板の審査は市場化、法治化方針を貫き、情報公開を中心に、科創板の位置づけを守り、審査の質の維持を前提とし、上場企業の供給を継続し、科創板市場の安定かつ健全な発展を促す」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月14日