MSCIが科創板銘柄を指数採用へ グローバル資本が中国経済の未来に期待
MSCIは先ごろ、11月に行う半期に一度の指数見直し時に、条件を満たす上海科創板の上場銘柄をグローバル投資可能市場指数(GINI)に採用すると発表した。
優良な企業は間違いなく成長するとみて、グローバル資本が中国経済の新しい未来に期待を寄せている。上海科創板は7月22日の開設から現時点で2カ月余りが経過し、MSCIが条件を満たす科創板上場銘柄をMSCI指数に採用する11月でもわずか100日しか経たないことになる。発芽したばかりの小さな苗がまだ成長せず、花も咲かせていない時期に多くの投資家が購入を急ぐのはなぜなのか?この優良な苗が将来必ず、空高くそびえる大木に育つと考えられているからだろう。
世界のインベストメントマネージャーから投資指標として最も支持されているMSCIが、わずか30数社しか上場していない科創板の銘柄を早期に採用するのは、科創板の科学技術とイノベーション(創新)が有望と判断したためだ。「科」と「創」という2つの文字が中国経済の将来的な発展の方向性を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月14日