第2回中国国際輸入博覧会の開催が間近に迫り、ボランティアチームも準備を整えている。昨日は、第2回輸入博ボランティア市級重点訓練がスタートし、上海工程技術大学、上海交通大学医学院、上海海関学院、上海出版印刷高等専科学校から400名余りの大学生ボランティアが第1回の訓練に参加した。このほか、上海市は昨日より、38の大学の学生ボランティアや赤十字ボランティアを対象に、エリア別に10回に渡る重点訓練を開始した。
ほとんどの大学では、輸入博ボランティアを対象に学内の基礎訓練を完了している。今年の訓練は、ボランティアが館内施設のことを如何に熟知しているかを重視し、「啄木鳥行動」を通じて、ボランティアが館内施設に良い知恵を提案するよう導いている。
昨日までに確認されている第2回輸入博ボランティア総数は5720名で、上海の大学生が主力だ。うち、114名が長期管理担当ボランティアで、すでに関連の持ち場でボランティアサービスを行っている。今年は、共青団の上海市委員会が昨年に続き長江デルタの江蘇・浙江・安徽三省に招待状を送り、全部で30名のボランティアが参加する予定だ。また、上海で学んでいる「一帯一路」国家からの留学生の一部も国際ボランティアに応募している。統計では、第2回輸入博ボランティアのうち、第1回輸入博の経験者が全体の約20%を占めるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月14日