新中国成立から70年に渡り、中国の経済規模は拡大を続け、総合的な国力が日増しに強化されている。財政の実力は「弱」から「強」に変わり、外貨準備高が急増している。
新中国成立当初、中国の財政は非常に苦しい状況に直面した。1950年の全国財政収入はわずか62億元で、1978年に1132億元に増加した。改革開放以降の経済急成長に伴い、財政収入が急増し、1999年に初めて1兆元を突破した。新世紀に入っても財政収入は飛躍を続け、2012年に11兆7254億元に達した。第18回党大会以降、財政収入は高い成長率を維持し、2018年に18兆3360億元に達した。1951年から2018年の全国財政収入の年平均成長率は12.5%で、うち1979年から2018年は13.6%。経済発展の促進、国民生活の改善に向け力強い資金源を提供した。
1950-70年代、中国の外貨準備高は大きく不足していた。1952年末は1億800万ドルのみで、1978年末も1億6700万ドルのみで世界38位だった。改革開放以降になると安定的に増加し、2006年末には1兆ドルを突破し、日本を抜き世界一になった。2018年末は3兆727億ドルで、13年連続で世界一をキープしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月15日