中国とモーリシャスは17日、自由貿易協定(FTA)を締結した。中国として17番目のFTAで、アフリカの国とは初めての締結になる。
中国商務部の鐘山部長は同日、モーリシャス駐中国大使の李淼光(M. K. Lee Hon Chong)氏と両国政府を代表し、北京で「中華人民共和国政府とモーリシャス共和国政府の自由貿易協定」に署名した。
中国-モーリシャスFTA交渉は2017年12月にスタートし、4回の集中的交渉を経て、2018年9月2日に終了した。協定は貨物貿易、サービス貿易、投資、経済協力などに及び、「全面的、ハイレベル、互恵的」という交渉目標を実現した。
貨物貿易の分野では、中国・モーリシャス両国が最終的にゼロ関税を実現した品目の割合は、それぞれ96.3%と94.2%で、互いの国からの輸入総額の92.8%を占める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月18日