中国で開催される輸入博覧会は、世界の各業界のトップ企業による交流プラットフォームのみならず、中国の消費高度化や国民生活の質向上を示す大舞台となっている。2018年第1回輸入博覧会の服飾及び日用品展示ブースでは、33億7000万米ドルの購入契約が結ばれた。
今年は、同ブースがグレードアップして拡大し、様々な生活クオリティの展示ブースとなった。展示面積6万3000㎡に86カ国・地域の880社が出展する。既存の家具・インテリア用品、化粧品・家庭用化学製品、服飾の三大セクターに加え、今年は育児用品セクターが新設され、ハイクオリティ消費財と宝石の専門ブースも設けられる。
輸入博覧会展示部生活クオリティブース責任者の高萍氏は、生活クオリティブースが昨年より充実していると紹介した。展示品の質や数はもちろん、初めて紹介される新商品も昨年より多いと説明。「今年はオーダーメイドの要素を増やしたため、会場では個性的な展示品をたくさんみることができる」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月21日