世界銀行が24日に発表した「Doing Business 2020(世界ビジネス環境評価レポート)」によると、中国は前年に第78位から46位まで順位の上がったビジネス環境世界ランキングが31位へと再び上昇し、トップ40に躍り出た。2年続けてビジネス環境の改善度合いが最も大きい10カ国に入っている。
「中国は、中小企業のビジネス環境改善に多大な努力をしながら改革のペースを保っており、ビジネス環境指標を驚くほど進歩させた」と世界銀行中国局局長のマーティン・ライザー氏は説明した。
世界銀行は2003年から毎年、同レポートを発表しており、10項目の指標をもとに190カ国のビジネス環境をランキングしている。同レポートは、各国の常住人口が最も多い都市を評価し、人口1億人を超える国では常住人口が最も多い2つの都市を評価対象としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月24日