共に経済グローバル化の原動力を高め、抵抗力を弱めるためには、より開放的な措置が必要だ。習主席は基調演説の中で開放と協力、開放と革新、開放と共有の世界経済の共同建設を主張し、一連の実務的な措置を打ち出した。我々は開放により発展を求め、交流と協力を掘り下げ、手を緩めるのではなく手をつなぎ、壁を築くのではなく壁を壊すべきだ。保護主義と一国主義に断固反対し、貿易の壁を絶えず削減し、世界のバリューチェーンとサプライチェーンのさらなる整備を推進し、共に市場の需要を育成するべきだ。各国は革新をめぐる協力を強化し、科学技術と経済の深い融合を推進し、革新の成果の共有を強化するべきだ。知識・技術・人材などの革新要素の流動を制約する壁の打破に取り組み、企業の自主的な技術交流・協力を支持し、革新の源泉を豊富にするべきだ。
知識の創造により人類に幸福をもたらすため、我々は知識を封鎖したり、科学技術の溝を作ったりこれを拡大したりするのではなく、知的財産権の保護を共に強化するべきだ。包容と互恵の発展ビジョンを求め、国連憲章の主旨と原則を基礎とする国際秩序を共に守り、多国間貿易体制の中核的価値と基本原則を堅持するべきだ。貿易と投資の自由化・円滑化を促進し、経済グローバル化がより開放的・包摂的で、恵みを遍くもたらすウィンウィンの方向に発展するよう促すべきだ。国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を実行に移し、後発開発途上国への支援を拡大し、発展の成果をより多くの国と人々に届けるべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月8日