30万平方メートルから36万平方メートルへと、中国輸入博覧会の展示面積は拡張した。逸品ぞろいであることに、ほとんどの来場者が驚いた。しかし、規模と比べて、細部には更に感動させられる。例を挙げると、韓国の起亜自動車は電気コンセプトカーを輸入博覧会で発表し、ジョンソン・エンド・ジョンソンは初のカスタマイズできる3Dプリンター・フェイスマスクを発表した。輸入博覧会が世界発表の場となったのはなぜか。
数十年の急成長を経て、中国市場は巨大なチャンスを形成した。中央財経委員会が先日発表した情報によると、今年の中国の1人あたり平均GDPは1万ドルを超える見通し。これは、世界で最も規模が大きく成長力のある中等所得層が最も強力な消費グレードアップのポテンシャルエネルギーを蓄積していることを意味する。東南アジアのくだもの、南米の牛肉、オーストラリアの乳製品、北米のインテリアのどれもが巨大かつ購買力のある消費層を見つけることができる。
「中国市場はこれほど広く、みんなに見てもらいたい」。中国はこのように世界を招待した。外国企業は中国経済の「中国は投資に頼らなくとも、最も重要な消費市場の1つになった。中国の経済成長は輸出依存型ではなく、輸出入のバランス、輸入の作用を重視するようになった」という重要な変化に喜んでいる。このような変化は世界のチャンスである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月10日