虹橋国際経済フォーラム「中国の70年の発展と人類運命共同体」分科会の特別シンポジウムが6日、上海で開かれた。
世界各国の識者が7つの議題に分かれ、グローバルガバナンスや文明対話、現代化への多様なアプローチなど、人類が発展するなかで共に直面する重要な問題をめぐり、一連の議論を行う。
グローバルガバナンスはグローバル化する時代の問いであり、世界平和と未来への発展に関わる重要な命題だ。中国は新興市場国と発展途上国の代表として、「人類運命共同体」を柱としたグローバルガバナンスの新たな考え方を提起、グローバルガバナンス体系の改善と高度化を推進するための中国のプランを世界に提供した。「共商、共建、共享(共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う)とグローバルガバナンス」という議題をめぐり、ゲストからもグローバルガバナンスが直面する試練を注視しているとの声が上がった。
文明対話で世界の発展に向けた力を結集する。開放的協力・開放的革新・開放的共有の世界経済を共に構築することが、世界のコンセンサスとなりつつある。開放的協力の過程で、異なる文明の間で、衝突するのか対話するのか、対立するのか協力するのか、これは人類の今後の運命に関わる重要な課題となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月10日