フィリピン貿易産業大臣のRamon M. LOPEZ氏は今回、輸入博2度目の参加となった。今年はフィリピンの出展事業者30社以上を率いて、食品・農産物ゾーンでフィリピンの特色ある農産物と農業サービスを紹介した。フィリピン貿易産業省のAbdulgani M. Macatoman副大臣は、「中国は輸入博を通じて開放拡大に向けた実務的な動きを明らかにし、中国が大国としてより大きな責務を担おうとする誠意を示しているが、これは世界的な保護主義の台頭や国際的な緊張の激化への懸念の解消につながる」と指摘。「中国は今年、米国を抜いて世界最大の消費市場になると予想される。力強い経済成長と社会的な購買力の上昇を背景に、中国の輸入博は輸出商にとって素晴らしい取引プラットフォームとなった。フィリピンは自国の特色ある食品産業と世界基準の輸出向け農産物の展示を通じて、中国という大きな収益が期待できる消費市場を開拓し、中国市場の健全な消費トレンドに対応している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月15日